『愛がなんだ』

4月19日(金)全国ロードショー

Blu-ray&DVD 10月25日(金)発売 デジタルセル配信は1か月先行スタート 詳細はこちら
『愛がなんだ』

Introduction and Story イントロ&ストーリー

猫背でひょろひょろのマモちゃんに出会い、恋に落ちた。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話はとらないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されると残業もせずにさっさと退社。友達の助言も聞き流し、どこにいようと電話一本で駆け付け(あくまでさりげなく)、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前。大好きだし、超幸せ。マモちゃん優しいし。だけど。マモちゃんは、テルコのことが好きじゃない・・・。

角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続ける恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が見事に映画化。
テルコ、
マモちゃん、
テルコの友達の葉子、
葉子を追いかけるナカハラ、
マモちゃんがあこがれるすみれ…
彼らの関係はあまりにもリアルで、
ヒリヒリして、恥ずかしくて、
でも、どうしようもなく好き…
この映画には、
恋のすべてが詰まっています。

Cast キャスト

岸井ゆきの

岸井ゆきの Yukino Kishii

1992年生まれ。神奈川県出身。2009年にドラマ「小公女セイラ」で女優デビュー。以降映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演、2016年、NHK大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田信繁の側室・たかを演じ注目を集める。2017年、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務め、第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を 受賞。同じく2017年の舞台「髑髏城の七人 Season風」の沙霧役も好評を博した。主な出演作に映画『悪の教典』(2012)、『銀の匙 Silver Spoon』(2014)、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014)、『サムライフ』(2015)、『ピンクとグレー』、『森山中教習所』、『だれかの木琴』、『闇金ウシジマくん Part3』、『太陽を掴め』(すべて2016年)、『ここは退屈迎えに来て』(2018)など。ドラマでは「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS)、「モンテクリスト伯-華麗なる復讐-」などに出演。2018年連続テレビ小説「まんぷく」(NHK)では、主人公福子の姪・タカを演じ、登場時14歳の役を演じたことも話題に。

成田凌

成田凌 Ryo Narita

1993年生まれ。埼玉県出身。男性ファッション雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルオーディションに合格し、2013年より専属モデルに。翌2014年フジテレビNEXT smartオリジナルドラマ「FLASH BACK」で俳優デビューを果たし、映画『飛べないコトリとメリーゴーランド』(2015)で映画初出演。2016年、NHK BSプレミアムのドラマ「ふれなばおちん」で注目を集め、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)、「コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐3rd season」(2017)などに出演。メインキャストを演じた映画『キセキ‐あの日のソビト‐』(2017)も話題になり、以降『新宿スワンⅡ』(2017)、『ニワトリ★スター』、『ラブ×ドック』、『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』、『ここは退屈迎えに来て』、『ビブリア古書堂の事件手帖』、『スマホを落としただけなのに』(すべて2018)など公開作が途切れない人気俳優に。2019年も『チワワちゃん』、『翔んで埼玉』、『さよならくちびる』、『カツベン!(仮)』などが待機する。

深川麻衣

深川麻衣 Mai Fukagawa

1991年生まれ、静岡県出身。「乃木坂46」の初期メンバーとして数多くのヒット作と共に活動してグループを牽引する存在となる。女優業に専念するべく2016年にグループを卒業。映画では、第30回東京国際映画祭特別招待作品となった今泉力哉監督の『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018)で初主演。第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。その他の出演作に主演舞台「スキップ」(2017)、朗読劇SONG&PLAY「ふじ子の恋」~三浦綾子著「塩狩峠」より(2018)、ドラマNHK―BSプレミアム「プリンセスメゾン」(2016)、CX「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」(2017)、2018年連続テレビ小説「まんぷく」、初の主演ドラマとして「日本ボロ宿紀行」がある。

若葉竜也

若葉竜也 Ryuya Wakaba

1989年生まれ。東京都出身。陰のある役から、アクの強い役まで幅広い演技力で、数多くの作品に出演。2016年公開の映画『葛城事件』で、第8回 TAMA映画賞にて最優秀新進男優賞を受賞。主な出演作に映画『雷桜』(2010)、『GANTZ』(2011)、『DOG×POLICE 純白の絆』(2011)、『明烏』(2015)、『葛城事件』(2016)、『美しい星』(2017)、『南瓜とマヨネーズ』(2017)、『サラバ静寂』、『素敵なダイナマイトスキャンダル』、『曇天に笑う』、『パンク侍、斬られて候』(すべて2018)など多数。近作にドラマ「ブラックスキャンダル」、「過ちスクランブル」、WOWOW連続ドラマW「コールドケース2~真実の扉」、NHK―BS「ワンダーウォール(すべて2018)、舞台「流山ブルーバード」(2017)など。

江口のりこ

江口のりこ Noriko Eguchi

1980年生まれ。兵庫県出身。2002年映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』でスクリーンデビュー。『ジョゼと虎と魚たち』(2003)、『スウィングガールズ』(2004)などで個性を発揮し、『月とチェリー』(2004)で映画初主演を果たした。2006年『お姉ちゃん、弟といく』で第2回シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション女優賞を受賞。映画、ドラマ、舞台とその出演作は膨大な量に及ぶ。近作に映画『戦争と一人の女』(2012)、『横道世之介』(2013)、『ソロモンの偽証(前篇/後篇)』(2015)、『最低。』、『あさひなぐ』、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』、『彼らが本気で編むときは、』(すべて2017)など。2019年は「唐版 風の又三郎」、「奇跡の人」の2本の舞台が決定。

筒井真理子

筒井真理子 Mariko Tsutsui

山梨県出身。早稲田大学在学中の1982年、第三舞台に在籍し初舞台を踏む。1994年映画『男ともだち』で映画初主演。近年の主な映画出演作は『希望の国』(2012)、『クロユリ団地』(2013)、『真夏の方程式』(2013)、『家族ごっこ』(2015)、『みんな!エスパーだよ!』(2015)、『淵に立つ』(2016)、『ANTIPORNO』(2017)、『3月のライオン』(2017)、『ウタモノガタリ Kuu』、『名前』、『散り椿』、『飢えたライオン』、『累~かさね~』、『jam』、『かぞくいろ』(すべて2018)など。第69回カンヌ国際映画祭にて「ある視点」部門の審査員賞を受賞した『淵に立つ』では、第38回ヨコハマ映画祭主演女優賞、第31回高崎映画祭最優秀主演女優賞、第71回毎日映画コンクール主演女優賞などを受賞し高く評価された。

片岡礼子

片岡礼子 Reiko Kataoka

1971年生まれ。愛媛県出身。1993年映画『二十才の微熱』でスクリーンデビュー。翌1994年『愛の新世界』での熱演が注目を集める。1995年『KAMIKAZE TAXI』で第15回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、1997年『鬼火』では第17回ヨコハマ映画祭最優秀助演女優賞を受賞。スマッシュヒットとなった『ハッシュ!』(2001)では、キネマ旬報賞、第45回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞するが、2002年に病に倒れ一時休業。映画『帰郷』(2005)で女優復帰した。以降の主な作品に『ぐるりのこと。』(2008)、『ヘヴンズストーリー』(2010)、『まほろ駅前多田便利軒』(2011)、『武曲MUKOKU』(2017)、『榎田貿易堂』(2018)、『ミスミソウ』(2018)、『純平、考え直せ』(2018)など多数。公開待機作に『楽園』(2019)。

穂志もえか

穂志もえか Moeka Hoshi

1995年生まれ。千葉県出身。講談社主催の「新しい時代にふさわしいまだ見たことのない女の子」を探すオーディション、ミスiD2016にてグランプリを受賞。2017年、枝優花監督『少女邂逅』で映画初主演。その他の出演作はNTV「獣になれない私たち」(2018)、TX「デザイナー渋井直人の休日」(2019)など。

中島歩

中島歩 Ayumu Nakajima

1988年生まれ。宮城県出身。美輪明宏主演の舞台「黒蜥蜴」で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説「花子とアン」の宮本龍一役で注目を集める。2015年『グッド・ストライプス』で映画初主演。主な出演作は、『素敵なダイナマイトスキャンダル』『モリのいる場所』『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』(すべて2018)など。今後、中国、日本、ドイツ 3カ国の国際共同制作、ロウ・イエ監督作品『蘭心大劇院(英題:SATURDAY FICTION)(2019年完成予定)が待機中。

Original 原作

原作:角田光代 Mitsuyo Kakuta

原作:角田光代
角川文庫
520円(税抜)

1967 年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。90 年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96 年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、03 年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06 年「ロック母」で川端康成文学賞、07 年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11 年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞 、12 年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14 年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞受賞。最新作は古典訳の『源氏物語』(上・中巻まで発売中)。映像化された作品も多く、近年は社会派の小説も多数発表。2003年刊行の『愛がなんだ』は純度100%の恋愛小説として注目を集めた。

Music 主題歌

主題歌:Homecomings

主題歌:Homecomings

京都を拠点に活動する4ピース・バンド。The Pains of Being Pure at Heart / Mac DeMarco / Julien Baker / Norman Blake(Teenage Fanclub)といった海外アーティストとの共演、3度に渡る「FUJI ROCK FESTIVAL」への出演など、2012年の結成から精力的に活動を展開。
2016年2ndフルアルバム『SALE OF BROKEN DREAMS』、2017年に5曲入りEP『SYMPHONY』をリリース。同年新たなイベント「New Neighbors」をスタート、Homecomingsのアートワークを手掛けるイラストレーター”サヌキナオヤ”氏との共同企画で彼女たちがセレクトした映画の上映とアコースティックライブを映画館で行っている。
2018年には、京都アニメーション制作の映画「リズと青い鳥」主題歌を手がけ、NHK Eテレ「シャキーン!」に楽曲書き下ろし、京都新聞イメージキャラクターに就任、京都αステーションにてレギュラー番組「MOONRISE KINGDOM」(毎週水曜23:00~)がスタートするなど多方面から注目を集める中、10月に待望の3rdフルアルバム『WHALE LIVING』をリリースした。
http://homecomings.jp/

Director 監督

監督・脚本:今泉力哉 Rikiya Imaizumi

監督・脚本:今泉力哉

【フィルモグラフィー】

  • たまの映画(2010)
  • 終わってる(2011)
  • こっぴどい猫(2012)
  • サッドティー(2014)
  • 鬼灯さん家のアネキ(2014)
  • 知らない、ふたり(2016)
  • 退屈な日々にさようならを(2017)
  • パンとバスと2度目のハツコイ(2018)
  • 愛がなんだ(2019)

1981年生まれ。福島県出身。数本の短編映画を監督した後、2010年『たまの映画』で長編映画監督デビュー。翌2011年『終わってる』を発表後、2012年、“モト冬樹生誕60周年記念作品”となる『こっぴどい猫』を監督し、一躍注目を集める。2013年、こじらせた大人たちの恋愛群像劇を描いた『サッドティー』が第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品。『知らない、ふたり』(2016)、『退屈な日々にさようならを』(2017)も、それぞれ、第28回、第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品されている。他の長編監督作に『鬼灯さん家のアネキ』(2014)、深川麻衣を主演に迎えた『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018)など。新作に伊坂幸太郎原作&三浦春馬主演の『アイネクライネナハトムジーク』(2019年秋公開予定)が待機中。